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都会の生活に疲れたら観たい「美しい自然に癒される映画」

草むらに座る女性 エンタメ

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都会には多くの娯楽や刺激があり、そして生活するにもとても便利。

他にも仕事の選択肢が多いなど、都会に住むメリットは数え切れません。

しかし、毎日無機質なコンクリートに囲まれ、どこに行っても人込みだと、時に疲れてしまうこともありますよね。

そしてそんな時、人は自然を求めたくなるもの。

ただ自然に癒されたいと思っても、近くに自然がなかったり、自然を求めて遠出する気力がない時だってあります。

そんな時におすすめなのが、美しい自然を楽しめる映画です。

そこで今回は、家にいながら自然に癒されるおすすめの映画をご紹介します。

そもそも、映画の中の自然でも癒し効果ってあるの?

映画ご紹介の前に・・・

映画は好きだよ。でも画面を通してみる自然にも、癒しの効果ってあるのかな?

こんな疑問をもたれた方もいらっしゃるのでは?

そんなあなたは、おすすめ映画ご紹介の前に以下をご覧ください。

説明不要という方は、こちらはすっ飛ばして、さっそく映画をチェックしてくださいね!

アムステルダム自由大学の実験によると、偽物の自然だとしてもリラックス効果を得られることがわかっています。

実験では被験者に、精神的なストレスを与えた後に、5分間緑豊かな自然の写真を見せました。

すると副交感神経が2倍も活性化し、心拍数も優位に低下していたことが判明。

疑似的な自然だったとしても、かなりのリラックス効果が得られることがわかったのです。

5分写真を眺めるだけでもこの効果なので、映像に音楽も加わり、ストーリーも楽しめる映画なら、きっと癒されること間違いなしです!

お待たせしました、ではさっそく映画のご紹介です。

自然に癒されるおすすめ映画4選

めがね

美しい海

とある小さな海辺の町に人生の休暇に訪れたタエコ(小林聡美)。

タエコは民宿「ハマダ」に宿泊し、そこで個性的な人達と出会います。

マイペースな店主のユージ(光石研)。いつもやる気のない島の生物の教師・ハルナ(市川実日子)。そして独特で不思議な魅力をもつ女性・サクラ(もたいまさこ)。

観光する場所もなく、個性的でマイペースな3人に戸惑い、時にいら立ちを覚えるタエコは一度は宿を離れます。

しかしその後タエコは、再び彼らと関わる中で次第に心を開くようになり、ここでの生活にも馴染んでいきます。

この町に来て3人と出会い、人生を見つめなおすタエコの様子が美しい映像と共に描かれています。

見どころは、超マイペースで個性的、そして魅力的な登場人物たち。

お馴染みの小林聡美さん、もたいまさこさんコンビのこの作品は、フィンランドを舞台にした「かもめ食堂」の監督・荻上直子さんが撮っています。

それから、穏やかでゆったりとした時間が流れる世界観に癒されること間違いなし!

この映画の世界観に浸っていると、せかせかしていた気持ちもすっと落ち着くはずです。

そして外せない見どころは、澄み切った美しい海。透明度が高く穏やかで、ため息が出るほど綺麗!

それもそのはず、この映画のロケ地は「東洋の真珠」とも称される、鹿児島県最南端の離島「与論」なのです。

時々無性に海が見たくなる時ってありますよね。

そんな時、美しい海がたっぷり拝めるこの映画がおすすめです。

この映画を観終わったときには、穏やかな海のように、心も平静で清々しくなっているはずです。

【めがね】

リトル・フォレスト

空と雲と植物

舞台は東北のとある村の中の小さな集落「小森」。近くにスーパーもなく、山や沢に囲まれたかなりの田舎です。

この映画では、半自給自足生活を送る主人公のいち子(橋本愛)が、村の人や幼馴染と関わり、そして自分と向き合いながら成長する姿が描かれています。

特徴的なのは、春、夏、秋、冬、と季節ごとの編成になっている点。そして、それぞれの四季をたっぷり味わえる、美しい自然の映像が楽しめます。

それも観光地にあるような整えられた自然ではなく、地味さも厳しさもあるリアルな自然なんです。

実際に1年間かけて、岩手県奥州衣川などでロケをしたんだって!

そして美しい自然と同様に魅力的なのが、作品序盤から終盤までいくつも登場するお料理の数々。

リトル・フォレストは漫画を実写化した作品ですが、料理研究家の野村友里さん率いる「eatrip」チームのディレクションで、原作に登場するメニューが忠実に再現されているそうです。

そして食材は、いち子が畑で作物を作り、山で山菜や栗を採って、手間暇かけて手に入れたものばかり。

季節の食材を作って収穫し、丁寧に料理し、食べる。

こうして「生きる」ということがシンプルに描かれています。

手間暇かけて作られる昔ながらのお料理と、四季ごとの美しい自然をたっぷり楽しんでみてはいかがでしょうか。

映画の構成としては「夏編・秋編」「冬編・春編」の2部作になっています。夏編からスタートしますので、この順番でご覧くださいね。

【リトル・フォレスト 夏・秋】

【リトル・フォレスト 冬・春】

西の魔女が死んだ

森の中の一軒家

梨木香歩さんの小説『西の魔女が死んだ』を映画化した作品だよ

タイトルだけ見るとどんな作品なのか予想しづらいですが、こちらの作品も温かな世界観と、山の自然をたっぷり楽しめる作品です。

中学に入ったまい(高橋真悠)は学校生活に馴染めず、不登校になってしまいます。

そこでママはまいを「西の魔女」こと、山で一人暮らしをするまいのおばあちゃん(サチ・パーカー)の元に連れていきます。

一月ほど親元と学校を離れ、「魔女になるための修行」をしながら、おばあちゃんと2人で生活するまい。

魔女になるための修業といっても、この作品はファンタジー作品ではありません。

修行の内容は「早寝早起き、きちんとした食事に運動な、そして規則正しい生活をすること」「なんでも自分で決めること」でした。

豊かな山の自然と、温かく優しいおばあちゃんの元で、たくさんの大切なことを学びながら、たくましく成長するまい。

山で野いちごを摘んで苺ジャムを作ったり、踏み洗いしたシーツをラベンダーの上で干したり。

質素だけど自然の中で、心豊かに暮らす生活がとても素敵で癒されます。

そしておばあちゃんが本当に優しい!

誰もがこんなおばあちゃんいたらいいな、と思うおばあちゃん像をサチ・パーカーさんが見事に演じています。

先に紹介した2作品はどちらかというと、ストーリーを楽しむよりは作品が持つ世界観と、自然の映像美を楽しめる作品でした。しかし『西の魔女が死んだ』はストーリーそのものもしっかり楽しめる作品です。

ちょっと切なくなる展開もありますが、観終わったあとは温かい涙と共に、心がじんわり温かくなるそんな素晴らしい作品です。

【西の魔女が死んだ】

山のトムさん

木の上の猫

実はこの作品、映画ではなく、WOWOWで放送された2時間のドラマだよ

この作品はドラマではありますが、2時間で完結するので映画感覚で観られて、田舎の自然と暮らしが楽しめる作品なので、今回併せてご紹介します。

原作は、児童文学作家・石井桃子さんの小説『山のトムさん』。

舞台は作家のハナ(小林聡美)、そしてハナの甥っ子のアキラ(伊東清矢)、ハナの友人のトキ(市川実日子)、トキの娘のトシ(佐々木春樺)の4人のが暮らす田舎の一軒家。

そうなのです。キャストは、先ほどご紹介した『めがね』でお馴染みの皆様が揃っています。

ということで、もたいまさこさん、光石研さんも登場しますよ。

4人が暮らすこの家では、ある日ネズミが出たことを理由に、猫のトムを飼うことになります。さらには猫のトムだけなく、同時期にヤギ2匹と鶏も飼うことに。

ヤギのお乳を搾り、鶏の卵を採り、家の前の畑で野菜を育て、自然豊かな田舎でのびのびと暮らす4人。

やがてトムは、期待通りネズミを退治してくれるようになります。

キャストの皆さんの自然体な演技が心地よく、田舎の青々と茂る緑に癒され、ほっこりする、そんな作品です。

【山のトムさん】

最後に

疲れた時に観たい、美しい自然に癒されるおすすめ映画をご紹介しましたが、いかがでしたか。

いずれの作品も、ただただ美しい自然と穏やかな世界観に癒されながら、何も考えず気楽に楽しめる作品です。

お家にいながら手軽にリフレッシュしたいときに、是非ご覧ください。

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