賃貸物件を探すときに、お部屋と同じくらいしっかり確認したいのが周辺環境です。
お部屋が理想通りであっても、周辺環境に気になる点があると、実際住み始めてから快適に暮らせません。結果またすぐに引っ越しする、なんていうことにもなりかねません。
特に女性の一人暮らしでは、その地域の治安や安心して暮らせるかという点も気になりますよね。
そこで今回は、お部屋探しの際に確認すべき「周辺環境のチェックポイント」をご紹介します。
周辺環境の6つのチェックポイント
どんな環境なら快適に暮らせるかは人それぞれ。
でもこれからご紹介する6つのポイントに該当する場合、住み始めてから後悔する可能性もあるかもしれません。
では早速、引っ越し前に確認しておきたい周辺環境のチェックをポイントを6つご紹介します。
大きな道路や線路に面していないか
快適に住めるかどうかに大きく関わってくるのが、周辺環境の騒音です。
例えば線路沿いや踏切に面している物件の場合、夜間や早朝にも振動や騒音に悩まされる可能性があります。
また大きな道路に隣接していると、大型トラックの走行音などで熟睡できないということにもなりかねません。
防音対策がしっかりしているマンションならあまり気にする必要はないかもしれません。
しかしどの程度音が気になるかは、個人個人の感じ方に大きな差があります。
そのため線路沿いや交通量の多い通りに物件がある場合は、内見時にどのくらい音がするのか確認をしておきましょう。
この時窓を開けた状態と、締めた状態の両方で確認すると良いですよ。
飲み屋街など賑やかすぎるエリアでないか
また飲み屋街に位置していると、夜中でも人の声が気になる場合もあります。
実際に筆者が以前住んでいたマンションの周辺は、居酒屋が多いエリアでした。
夜中に酔っ払いのオジさん達の大声が聞こえて来たり、時には喧嘩が始まったりなんていうこともありました。
こういった状況が気にならない方は問題ないですが、音に敏感な方や静かな環境で暮らしたい方は、しっかりチェックしておきましょう。
空気の悪い場所でないか
都会の場合、田舎より空気が悪いのは当然のことです。
しかし同じ都会でも他の地域と比べて、圧倒的に空気の悪いエリアというのが存在します。
例えば、交通量の多い道路が密集している場所や、工場地帯の近くなどがこれに該当します。
自然が多い田舎に住んでいた方は、これまで空気のキレイさなんて気にしたことがない方も多いでしょう。そのため、意外と見落としがちなポイントだったりします。
筆者も以前東京板橋区のとあるエリアに良い物件を見つけたのですが、そこが結構有名な空気の悪いエリアでした。内見の際に実際駅までの道のりを歩いてみたところ「確かに、これは厳しいかも」と思い見送った経験があります。
特に喘息持ちの方などは要注意ですし、洗濯物はお日様の陽に当てたいという方も不便を感じるでしょう。また空気が悪いからと窓を閉めっぱなしで生活するというのも、心身ともに健全ではありません。
駅からの道のりは安全か
女性の一人暮らしでは、特に夜間安全に帰宅できるかをチェックしておきましょう。
駅からマンションまでの道のりで街灯が多く明るい道だったり、交番やスーパー、ドラッグストアなどのお店があると人通りも多く、より安心です。
またお部屋の内見はお昼間に行くことが多いと思いますが、駅からマンションまでの道のりを夜歩いてみることをおすすめします。
夜間どれくらい道が明るいかや、安心して帰宅できる環境であるかを確認することができます。
ただ当然のことながら100%安全と言い切れる場所はないので、防犯ブザーを持ち歩くと良いでしょう。
小さなサイズでかさばらず、見た目も気にならないものであれば、携帯しやすいのでおすすめです。
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治安状況を事前にチェック
田舎から都会に上京する場合などは特に、予め引っ越し先地域の犯罪情報をチェックしておくと良いでしょう。
ネットで検索すれば治安状況はある程度把握できますし、「警視庁犯罪発生情報マップ」等で実際の犯罪件数などをチェックすることもできます。
最寄り駅は同じでも例えば北口に広がる住宅街では窃盗が多く、南口方面は比較的落ち着いているといった場合もあります。
事前に少し調べておくだけで、より安心できるのであれば、やらない手はないですよね。
災害に強い地域か
自然災害の多い日本ではどこに住むかに関わらず、万が一災害が起きた場合のことまで考えておきたいもの。
埋立地は地震のとき地盤沈下が起きやすいですし、海抜が低い海沿いの地域では津波や浸水被害も心配です。
そこで「ハザードマップ」で被災想定区域や避難場所を確認しておきましょう。引っ越し検討先住所を入力すれば、ネット上で誰でも簡単にチェックできます。
まとめ
お部屋探しの際、一緒に確認しておきたい周辺環境についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
ついお部屋ばかりに目がいきがちですが、どれくらい快適に生活できるかは、周辺環境によっても大きく左右されることがお分かりいただけたかと思います。
理想的な新生活のために、周辺環境もしっかりチェックしておきましょう。